2010/02/04

埼玉と群馬でご当地ラリー。

所用で実家、埼玉県熊谷市の市役所へ用があるため、朝一で高崎線に乗り込む為に上野へ。

寒さが一段と厳しい朝、いきなり出鼻をくじかれる。パンタグラフが凍り付いて上がらないらしい。

電車は待っても来ず、結局次発車の電車に。

約1時間、夏は暑い!冬は寒いの熊谷に到着。やはり都内の寒さとは質が違う。身が引き締まる寒さ。

まずは実家へと寄り、移動手段の車を調達。これがないと何処へも行けない。

その後市役所へ移動しサッサと用事を済ませ、ここからが今回のメインイベント、

埼玉北部・群馬南部のご当地グルメを順に食べ尽くそう!

夜には東京へと帰る為、それまでの時間内に効率よく、まわれるだけ食べ続ける作戦。


1件目は埼玉県内を西へと移動し、山の上秩父。「道の駅ちちぶ」を始め、ここ秩父地方には「みそポテト」なる

一口大のじゃがいもを蒸して衣を付けて揚げたものに、甘辛味噌をかけて串に刺したものがある。

市役所で予想以上に時間を取られたので、有料道路使用でショートカット。秩父駅近くの道の駅ちちぶに到着。

平日の昼前の時間、お客さんは2名。早速みそポテトを注文するが、朝食用にと山菜そばも注文。

群馬とか長野に足を運ぶと、必ずそばが食べたくなる。しかも山菜そば。

注文を受けてから茹で始め数分、出て来たのは富士そばのソレとは麺が違う。

もう少し麺のほぐれが欲しいところだけど、細い割にコシがあり、濃いダシと山菜で普通にうまい。何故水菜入りなのは不明。

肝心のみそポテト、たっぷり塗ってある味噌が非常にイイ!ピリ辛でじゃがいものフライに合う。

実家に住んでいる時は何度もこの道の駅前を素通りしていたので、もっと早く出会っていれば...

食べ終えたらそのまますぐ移動。




次は寄居付近まで戻って山中を突っ切り、群馬県の県庁所在地前橋へ。

ココ前橋や高崎、伊勢崎、館林などの上州では昔から「焼きまんじゅう」というフカフカの素まんじゅうを竹串に刺し、

味噌ダレを塗って焼いたおやつがある。

群馬県民であれば誰もが知っているであろう焼きまんじゅう。露店で目にする機会が多いかも。

その焼きまんじゅうの元祖として有名な「原嶋屋総本家」、創業安政4年で佇まいも趣きある古民家。

何度も付近の路地を行ったり来たりするが、店が見当たらない。人気店ということなので人が集まってそうな所を探すが

人通りは寂しく、「定休日」の文字が頭を過る。

黒い古民家、発見!しかし駐車場にコーンが!予感的中。今日を含め3日間臨時休業だった...

落胆はしたものの、付近にも多くの焼きまんじゅう屋があるのは知っていたので、

携帯で場所を調べ「和田式焼きまんじゅう店」というお店に移動。

ここはそれぞれ焼き具合を調整した白・茶・黒と3種類の焼きまんじゅうがあり、黒は焦げ目をしっかりと付けたカリカリタイプ。

この後も食べラリーが続くため、注文したのは中間の茶1本。

外はカリッ、中はフワァ、タレがしみ込んだフカフカパンみたいで1本余裕で完食。

お持ち帰りも扱っているらしいが、このカリッと感を楽しめるのはやはりお店ならではかも。

次回は是非とも3種全て&原嶋屋総本家の食べ比べを。



次に向かうのは太田。この地には日本三大焼きそばの1つがあり、その中でも黒い麺で有名な「岩崎屋」を目指す。

途中寄ったのが、両毛線・東武の伊勢崎駅。

何かの記事で、近く古い駅舎が取り壊されるというのを目にしていたので記念に写真撮影。

広大な敷地を持つホームセンター「ジョイフルホンダ」を横目に太田の岩崎屋に到着。

平日の中途半端な時間ではあるものの、焼きそば食べる客はチラホラ。

メニューは焼きそばに焼きまんじゅう、そしてところ天と煮込みおでんと、どこか駄菓子屋さん風。

焼きそばは小から始まり中・大・特大・ジャンボ・ダブルと続き、その後は「名はない」「トリプル」「特に名はない」と続く。

もうどのくらいの量なのか全く想像出来ないが、小は210円、特に名はないは1575円と非常に安い。

「初めての方は小・中で様子見を」といった注意書きがあった為、注文したのは中。それでも310円。

注文して2・3分、すぐに黒い麺が運ばれて来た。麺が既にこの色なのか、ソースで色が付いているのか

とにかく味が濃そうなイメージが強かったが、一口食べると非常にサッパリマイルド。

ソースの味がツンと来るような味ではなく、おやつにちょっと小腹が空いたから食べるようなそんな優しい味付け。





時刻は既に15時半。次に訪れるのが最後のお店。

行田の「フライ」と「ゼリーフライ」を食べるべく忍城址近くにある「かねつき堂」へ。

フライは隣の熊谷でも何店舗かで扱っているため、小さい頃から慣れ親しんでいるが、ゼリーフライはお初。

お店に入るとどこか先程の太田・岩崎屋と同じような佇まい。扱っているのはフライ、ゼリーフライの他に焼きそばとかき氷。

フライは小・大のサイズ、卵入り、しょう油味・ソース味が選べ、

今回注文したのは小の卵無しでしょう油味。それと2個セットのゼリーフライ。

まず運ばれて来たのはゼリーフライ。

おからとジャガイモを混ぜて作ったコロッケで、味も非常にサッパリ。食べ続けて来たお腹にも優しい感じ。

次に運ばれて来たフライ、溶いた小麦粉にネギなどの具材を入れて薄く焼いたもので、チープなお好み焼き?みたいなもの。

これがまたサイズがでかい!小にも関わらず直径30cm程あり、ほぼ小麦粉の生地&しょう油味なので最後の方は飽きが...

既にお店も閉店時間が迫っていたので、急いで何とか口に押し込み本日のご当地ラリーは全て終了。

本日の食事はこれで終了したかと思いきや、その後親との食事(外食)でハンバーグを追加。家の周りをジョギングしても意味無し。



運動:1.5kmジョギング 食べたおいしいもの:「和田式焼きまんじゅう店」の焼きまんじゅう

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