毎年、このメンバーで集まると話題は「去年は何処だったか?」が定番となり、
様々な記憶が交錯し、年号と行き先が必ずと言っていい程合致しないので、
記録として、メール等を振り返りながら、過去の行き先を一覧にしてみる。
2010 関西経由の四国
2009 石垣島
2008 箱根 / 宮崎・鹿児島
2007 名古屋 / 沖縄本島
2006 仙台
2005 どうでしょう祭 in 北海道
と、まぁこう改めて振り返ると、1年に1度はしっかりと旅と呼ばれるものには出ていたが、
今年は各々の休日、それと予算の関係上、その流れが途絶えて休止になる手はずだった。
しかし、急遽近場で「軽井沢」という候補が立ち上がり、1泊2日の旅程でレンタカー旅に出る事となった。
各家庭まで送迎のごとく、レンタカーのプリウスでお迎えに上がりつつ北上を続け、到着したるは軽井沢の入口に当たる碓氷峠。
ラックレールを使う程鉄道には厳しい坂道も、散歩道としては軽い傾斜程度にしか感じず、そんな廃線跡の遊歩道を歩き、
煉瓦造りで有名な碓氷第三橋梁を上から下から見学。
軽く運動したつもりの後は、休息タイムということで、おぎのやの峠の釜飯をお腹に軽々と押し込む。
その後は、鉄道文化むらで展示鉄道をほうほうと、鉄っちゃんばりの知ったかぶりで眺め、園内を1周。
鉄道そのものには興味があるものの、型式やら年代やら台車やらと、特に詳しい知識を誰一人とも入れていないので、
というかそこまで興味は無いので、ほぼ無言のまま園内を通過したのかもしれない。
その後は碓氷峠越えを果たし、軽井沢入り。
旧軽銀座ではみかどのソフトクリームを食べたり、美味しいソーセージを仕入れたりと、
自分たちは食べ物を眺めている(口に入れている)方が幸せなんだな、ということを改めて認識しながら、一気に草津へ。
毎年冬に自分1人で訪れる西の河原温泉にと、こんな秋の時期に始めて訪れたものの、
西の河原公園に飛び回る小さな虫虫虫、それらがとにかく酷い。口も開けられない程で、ここでも無言で温泉を目指す。
丁度いい具合に紅葉に染まった景色を眺めつつの露天もまた格別で、虫を無視出来ればこの時期もいいもんだなと。
そんなこんなで、今宵の宿は軽井沢になっているので、来た道を国道最高地点でもある渋峠経由で戻る。完全なる霧の中を。
宿はホテルでもないペンションでもない、ログハウスなロッジ。
調理道具も一色揃っているということなので、今日は男の料理を男の手で作り男が食う。まさに男の宴が開催される。
といっても、メニューは至って女子っぽい「ポトフ」。鍋では無く「ポトフ」。
宿に戻る前、大型スーパーで材料を仕入れる際に喧々諤々と、「温かいもの」「ソーセージを入れる」この提案から
キャンプなどでの大定番「カレー」ではなく「ポトフ」が可決された。
もう1品は残ったソーセージをつまみつつ、サラダでもということで、このメンバーにしては珍しくメガ級ではなかったことと
やはり男の手料理にしては、些か物足りなさは感じないだろうか、という事もあったが、
そんな事もお構い無しに、先程買ったトランプを開ける事も無く、そのまま食後からの爆睡。
というか自分が真っ先に爆睡していたらしい。
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