2日目。これがまたパッとしない天気。というか雨。
夜中に何度か目が覚めたのは、方々から聞こえる大きなイビキか冬眠前の熊の声かって感じで、こちらは料理と違って男そのもの。
朝食は軽井沢らしくカフェテラスでモーニングをと、有名な「キャボットコーブ」へ。
周りは家族連れかカップルという、大柄体格男4人グループには似つかわしく無い雰囲気の店ではあり、
更に雨と寒さでテラス席はちょっとしたハズレ席。
食事後は八ヶ岳の高原を走り抜ける小海線に沿って南下。
天気が快晴であれば、何処までも続く高原風景が最高に美しいのであろうにも、どうしてこう毎回天気が不運なのか。
このメンバーでは何度と無く天気にやられてる。誰だ雨男は!?
ポッポ牛乳でおなじみ?のどんよりヤツレン工場、どんより鉄道(JR)最高地点、どんよりゴーストタウン化した清里駅前を経由しながら
野辺山電波天文台へとやって来た。
ここで電波望遠鏡を使って星空をとか、プラネタリウムをとかではなく、単に外に設置された巨大な電波望遠鏡群を眺めるだけ。
もう少し予備知識を入れておくとか、解説員同行とかであれば、楽しさも増幅されそうなものでもあるが、如何せん無知で大柄男群。
少々広大な施設を歩き回るだけで言葉数が減る減る。めっきり減る。
ゴルフ用のカートや自転車を用意するのか、動く歩道辺りを用意して頂かないと、我々見学を全う出来ないです!
なんて、そんな事を頭の片隅でチラチラと考えていたものの、これも全てこのどんより天気が悪いんだろうと、
そんな気持ちが天に伝わったのか、単純に山の天気は変わりやすいからなのか、雲が切れ始めて陽が射し始めた。
旅の終盤にようやく陽を浴び、意気揚々と甲府へほうとうを食べに向かった。
陽が出たからでは無く、単純に腹の虫に正直なだけなのかもしれないが。







