2009/12/26

雪と美食の北国サッポロ 4日目。

早いもので4日目最終日。

目覚めたらもちろん朝風呂。髪を濡らしていないので凍りはしないものの、それでも露天風呂の寒さは厳しい。

朝食はビュッフェスタイル。ジャガイモを丸ごと茹でてバターでソテーしたもの?が異常に旨すぎて朝から完全に摂取オーバー。

10時、チェックアウト時刻と共に札幌大通りへ向かう送迎バスに乗車し、大変満足した定山渓第一寶亭留翠山亭をあとにする。

天気は晴れているものの、時折雪が降り曇り、晴れ間が出るを繰り返す変な天気。

朝テレビの天気予報で見た「今夜は大荒れになる可能性があります」がちょっと気になる。

大通公園に戻り、荷物を手放すべく札幌駅のコインロッカーへ。そのまま駅周辺でお土産などを物色。

本日の便は新千歳20:30発のJAL542。時間はまだまだあるので、列車に乗って小樽へ行ってみる事に。


小樽のイメージは運河と寿司。しかしビュッフェで既に満腹だし、既に寿司は食事済みなのでちょっと歩いて運河に出てみる事に。

やはり海の街。気温は札幌と余り変わらないが、海風が吹くと体感温度は一気に下がる。

風が吹き、粉雪が舞う中を歩き、倉庫街の運河に到着。

ここでも観光バスでやって来た中国人の団体さん。日本人観光客はパラパラ程度。

運河も、もう少し観光用として何か工夫が無いと、ちょっと呆気ない感じで、これでは楽しみで来ると言った感じにはなれないかも。

そんな運河沿いを歩き、お菓子の有名店「六花亭」と「北菓楼」に寄ってココでもお土産。

小樽は運河をサラッと流し見し、お菓子を買っただけで終わり。

ちなみに食パンでかまぼこを巻き揚げた「パンロール」で有名な「かま栄」に寄り忘れたので空港店に寄る予定。




札幌駅に戻り昼食のため、駅近くにある「札幌ら~めん共和国」と言うフードテーマパークへ。

パーク内は昭和20年代のレトロ調な雰囲気で、8店舗の北海道ラーメン店が入っている。

札幌の有名店の他、旭川、函館、そして何故か神奈川の「なんつッ亭」。しかも行列ができているのはこの店のみ。

さすがにココまで来てなんつッ亭は無いので、すすきのの有名店「けやき」で味噌ラーメンを注文。

王道の札幌ラーメンらしく、多くの野菜が乗り、スープが冷めないように表面には油の膜。麺は黄色い縮れ麺。コクと甘みで美味しい。

朝はビュッフェ、既にラーメン一杯食べているのにも関わらず、札幌ら~めん共和国内で非常にそそられる1店、

函館の「あじさい」へと再び足を踏み入れ、塩ラーメンのハーフを注文。

この店、以前函館に行った際、超人気店という事で塩ラーメンを食べて以来、自分の中でベストオブ塩のお店。

これは食べずに帰られないということで、お腹に無理矢理隙間を作り食べる。

透明なスープはしっかりとした味、たっぷりのネギとも相性抜群で、やはり旨い。




昼食を食べ終わった時点で既に外が暗い時間。多少早いが空港を見てまわる時間を考慮して新千歳へと向かう。

空港へ向かう道中、車窓は真っ暗だけどどうやら雪が降ってるみたい。

朝の天気予報の件もあり、飛行機の運行状況が気になったので携帯でJALのサイトをチェック。

20:30発のJAL542....「欠航!?」これには目を疑ったが。

新千歳空港駅に着き、出発カウンターへ急ぐ。そこは既にちょっと異様な雰囲気で、人が集まり出していた。

電光掲示板を確認するとJAL542はやはり欠航。それ以外の便も調整中。どうやら滑走路の雪を除去するため

全ての便が飛ばない状況に陥っている模様。

搭乗する便が欠航というのは初体験なので、この後どのような行動に出ればいいのか分からずアタフタ。

とりあえず出発カウンターのご搭乗手続きに長蛇の列が出来ていたので、そこに並んでみる。

場内アナウンスでは「払い戻しはホームページもしくはフリーダイヤルへ」のみしか放送せず、それ以外の情報はなし。

明日の朝までに対応しなければならない仕事があった為、なんとしても本日中もしくは明日朝一番に帰らなければならないのだが

余りにもアナウンスなどの情報が少なすぎる。ラックに置かれた紙にも払い戻し情報と近隣のホテル情報のみ。

並んでいる列は中々進まず、列は伸びる一方。ローカルTV局カメラマンも徐々に集まり出し空港内を撮影中。

並びながら周りの人の会話を聞いていると、この列はチェックインしていない人が航空券を得る為の列っぽい?

既にWEBチェックインは済ませチケットレスの為、並んでいる列を途中で離れ、別カウンターのスタッフに質問。

確認すると欠航が決まっていない他の便を予約して欲しいとの事。それはカウンターでは受付けておらずホームページかららしい。

この時点でアナウンスなどでは本日の出発便はかなり厳しく、明日出発の便に振替え、もしくは払い戻しするように促す。

仕方なく、明日朝一番7:50の便をホームページから予約。

それでも今日中の便で帰りたい。キャンセル・空席待ちして、運行が決まった時点で他の便に振り替えてもらいたい旨を伝えると

今まで並んでいた列に並ぶ必要があるとの事。

列に戻るも中々進まず、振替え手続き待ち。

しばらく列に並びながらも周りの人の行動から他のカウンターが気になり、先程確認したカウンターで再度同じ質問をすると

整理券を発券するとの事。あちこち振り回されるし、スタッフはいい加減にしてくれ的な態度で不機嫌。この対応は酷い。

空席待ち整理券を貰いはしたが、何時に出発するのか、整理券に対する説明も無く、カウンター近くの席でしばし待機。

ANAの方では飛行が再開した旨のアナウンスが流れるが、JAL側は特に無く、口頭で整理番号を順番に呼んでいた。

カウンター前は自分の整理番号が呼ばれるのかハラハラした人が溢れ、スタッフの対応にも皆イライラ。

マイレージバンク上級会員が先に呼ばれ、次にその他一般の人。無事番号は呼ばれ、20:00発JAL540に変更して貰うことが出来た。

しかし時刻は既に22時近く。JAL540が何時に出発するのかの情報も無く、一先ず保安検査を受けて今度はラウンジで待機。

羽田空港から京急の最終は24:01。新千歳から羽田まではおよそ1時間半。22:30までに出発出来る事を願いつつも

時間は刻々と過ぎ、アナウンスでは何度も準備中で時間の延長と言う事を告げる。

結果、機内に搭乗出来たのは23時過ぎ。遅くなりはしたものの、これでようやく帰れる。



1時間半後、既に人気の無い羽田空港に無事到着。タクシー乗り場は長蛇の列になり、

コレは稼ぎ時とばかりに猛スピードで首都高を走るタクシーに揺られ、家に着いたのがAM1時半。

こうして最後の最後にアクシデントに見舞われたが、無事家に帰る事が出来、そのまま仕事に突入するのであった。

始めての冬北海道。寒い所には寒い時期に行く!今回改めて実感。飯は旨いし吹雪楽しい。

来年の冬も北海道、道東にでも是非リベンジしたい。飛行機か北斗星か、とにかくスケジュールは余裕を持つ事が大切かも。

かま栄に寄れなかったのが今でも悔やまれる。


食べたおいしいもの:「麺厨房 あじさい」の塩ラーメン

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