早朝6:30。優先搭乗のアナウンスを聞きながら羽田空港搭乗口に立つ。
飛び立った先は、ジメジメ梅雨が存在しない、今の時期絶好な天気に恵まれるであろう北海道。
1時間半後、降り立った新千歳空港は小雨。何とも拍子抜けな天気。
今回2泊3日の内、大半が旭川・美瑛・富良野方面を移動するのと、車を借りたかったので
JRの「ふらの・びえいフリーきっぷ」と「レンタカーオプション券」のお得きっぷを利用。
新千歳空港から札幌・旭川経由で特急自由席で普通に行くと片道6千円ちょっと。
このきっぷは旭川〜富良野・美瑛フリー、札幌途中下車可、特急自由席可で約7千円なのでかなりお得。
レンタカーも24時間で4千円(7・8月のみ)という訳で、事前に東京駅地下にあるJR北海道プラザで予約手配済み。
ちなみに何故旭川空港にしなかったのか、それは空港内売店の充実具合と最終日に苫小牧・室蘭方面へ足を延ばしたいため。
そんな訳で快速エアポートで札幌駅駅前にある「佐藤水産」で朝食用のおにぎりを仕入れ、L特急スーパーカムイで旭川駅を目指す。
このおにぎり、昨年クリスマスに今回と同じくJALマイルで訪れた際に、売り切れで食べ損なった経緯もあり
握りこぶし大もある大きなサイズにも関わらず3つも購入。
早速北の大地の魚介をおにぎりで堪能しながら、11:50旭川駅に到着。雨は止んだが今にも降りそうな雰囲気。
ホテルで荷物を預けたら駅に戻り、長い地下道を通って富良野線のホームへ。
ここで普通列車に乗車し、一旦美瑛駅に出る。
車内は学生が数名の他、明らかにこの後美瑛駅で「富良野・美瑛ノロッコ号」に乗るであろう観光客で座席は一杯。
約30分で美瑛駅に到着。ゆっくり駅を見学したい所だが、乗り換え時間は4分。
急いで向かいに停車中のノロッコ号へと乗り込む。
貨車を改造したトロッコ列車という事で、車内の造りも独特。基本的にグループ向けなのか、席は4人席に大きいテーブルという形。
窓側を向いた2人席もあるが、カップル・夫婦以外の相席はまず無いだろうという狭さの席。
結局、既に乗客で溢れている車内では独り者は肩身が狭く、更に予想以上の振動音で車内アナウンスも聞き取りづらいという事で
期待していた富良野・美瑛ノロッコ号はそれ程楽しめるものではなかった。
田畑の中にポツンと立つ、夏期・秋期のみ営業される臨時駅「ラベンダー畑駅」に降り立つと、
待ってましたと言わんばかりの大粒の雨。ここで折り畳み傘をホテルに預けたバックに忘れた事に気づく。
カメラを雨から守りながら歩いて5分程の所にある超有名観光スポット「ファーム富田」へ。
丘になった広大な大地に溢れんばかりのラベンダーを始めとした花々。雨のせいか花の香りも辺り一面に漂う。
毎度のごとくカメラ撮影を何度も頼まれるが、頼む人々はなんと中国人。英語もしくはカタコトな日本語で頼まれるが
撮影する際になんて声をかければ良いのか困る。「イー・アル・サン」?
ラベンダーソフトやカットメロンを食べつつ広大な敷地内をゆっくりまわり、丘の上から中富良野の田園風景を眺めるも
やはり天気が雨というのは非常に残念で、撮影する写真どれもどんより暗め。
予定より早く旭川に戻ることにしたが、ラベンダー畑駅に向かっても次の上り列車まで多少時間がある。
そこで、約1.5km程離れた隣の駅「中富良野駅」まで小雨の中徒歩で移動してみる事に。
観光客が通る訳でもなく、住民の方も雨で外に出ないのか、すれ違うのは数台の車だけ。
雨が若干強くなるも迷う事無く20分程で中富良野駅に到着。
北海道最初の駅スタンプを押そうと意気込んでみたものの、肝心の駅スタンプは見当たらず駅員も不在。
いるのは観光案内のおばちゃんだけなので聞いてみると「あるよ」の答え。しかしそのスタンプは明らかに駅スタンプではない。
結局中富良野駅の駅スタンプは廃止されてしまったのだろうか?そんな疑問を抱きつつ、帰りもノロッコ号で旭川駅へ。
旭川での夕飯はもちろん旭川ラーメン。
駅から歩いて10分少々、「稚内252km」の青看を見つつ、老舗店「蜂屋」さんへ訪問。
東川町出身のナックスリーダー森崎さんのサインを数あるサインの中から発見し、注文したのは醤油ラーメン。
初めての旭川ラーメンはコッテリ醤油、そこに焦がしラードが入ってちょっと独特な味。餃子と半ライスで非常に満足満腹。
お店を出ると空はきれいな夕暮れ。明日は晴れそうだぞ!
歩いた距離:- 食べたおいしいもの:「佐藤水産」のおにぎり
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