2011/04/10

2011春18きっぷの旅 静岡編

春の18きっぷ利用も今日が最終日。

都内から日帰りでまわれて、目的地で多少時間の余裕を持てる場所となると、結構行き先が限られて来る訳で、

予定していた北上も、運休と余震と原発の影響で難しく、近隣県である千葉と山梨は既に今回出向いているため、

今回は静岡県にスポットを当ててみる事に。

と言っても過去にも数回、静岡にはスポットを当てているので、今回は18きっぷを消化する形で、

過去に訪れ街などを再訪しながら、時間に追われない、ゆったりとした旅を満喫する事にする。

東京駅5:20発の静岡行き。

夜行列車の「ながら」車両が使われ、静岡まで乗り換え無しで行ける便利なこの列車で、静岡の先、更に浜松の先、弁天島を目指す。

浜名湖に近い弁天島は、一昔前のリゾート地という雰囲気を残し、何とも言えない哀愁が漂う。

更に海水と淡水が混ざった海風が吹き、太平洋側には浜名バイパスの大きな橋と湖に浮かぶ鳥居、

浜名湖側には多くの漁船と広がる養殖場、頭上を東海道新幹線や貨物列車などが何度も走り抜ける、といった感じで

ここにしかない景色がいくつもある。

お気に入りのそんな景色を、前回は強風の中レンタサイクルをして、街をグルッとまわったので、今回は徒歩でのんびりぶらぶら。








浜名湖・浜松といえば「鰻」ではあるものの、財布の具合的には「浜松餃子」。

駅から程近い「むつぎく」さんへ。

今回は浜松餃子の他、浜松の餃子店では出される事の多い豚の味噌ホルモン焼きも一緒に注文。

こってり味噌味はどこか名古屋の味付けに近く、非常にご飯に合う味。

餃子の方は野菜たっぷりで非常にあっさり。この味であれば特大(20個)も1人で楽々。



移動時間、滞在時間を考慮しながら、西へ向かうとなると弁天島・浜松辺りが限界かと思われ、

名古屋まで行ってしまうと、復路は新幹線の選択肢が強くなる。

そんな訳で、浜松からは東へ戻ることにし、約1時間程普通列車に揺られて静岡駅へ。

予定ではここから路線バスに乗って景勝地でもある「日本平」へ向かい、広大に広がる茶畑と大きくそびえる富士山を眺めるはずだった。

しかし、今日は時刻を気にせず行動する気まま旅。バスは先程出たばかりで次は約50分後。

更に弁天島ではあんなに晴れていた天気も、薄暗い雲が立ち込める天気へと変わり、どう見ても山の上は景色ゼロ。

結局日本平、久能山東照宮、三保の松原はセットで次回持ち越し。

そのまま街中を歩き、静岡県庁裏にある駿府公園内で、お掘りと桜を愛でることにした。

桜もほぼ満開で、公園内の緑と相まってこれはこれでいい景色。この時期だけの景色なので、もしかしたらこちら側で正解だったのかも?





公園をあとにし、静岡名産のわさび土産などを色々物色しつつ、駅前の居酒屋「海ぼうず」さんで静岡おでん、

その他諸々を軽く食べて、今回の旅はゆるーく終了。

目的地だけを決め、交通手段の時間や滞在時間に追われずにいると、今まで訪れた場所でも、その時には見えていなかった景色など、

新たな発見があったりもするので、次回以降も18きっぷ1回分くらいは、こんなペースで旅に出ることにしてみようか。

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