マイカーを持っていた頃は、一般道を利用して秋田や名古屋にふらりと行ってみたり、
18きっぷを持っている時期は、毎週末の様にふらりと鉄道に乗ってみたり、
それ以外の時期は徒歩、もしくは自転車でふらりと自分の限界まで歩き、走ってみたりと、何かと放浪好き。
そんな過酷な放浪に付き合わされたマイ自転車も、そろそろ駆動系が限界に近づいて来ていることもあり、
近々クロスバイクを新調することにしたので、ラストランということで、
体力強化、体重減量効果も見越して、久々に長距離サイクリングを決行。
ちなみに今回突発的に出発したくなったきっかけは、あの「どうでしょう」の新作であって、
アレに乗って、アソコを目指す旅、なんて見たら非常にウズウズする訳。
で、一応目的の方面を設定してみるが、東は先日船橋へ出向いたばかりで、
北は常磐線沿線駅スタンプを押しに、柏へ行ったし、
西はアップダウンが激しく、今の自転車には厳し過ぎる。
と言う訳で、ほぼフラットな土地が続く南へ向かう事にした。
自宅の江東区から中央区、港区、品川区経由の蒲田周辺までは慣れた道で、旧海岸通り、第一京浜と走り抜ける。
多摩川でテニスの風景を横目に神奈川県入り。
交通量も多いがその分車道も多少広めの第一京浜、川崎市から未知なる横浜市入りをし、
鶴見区、神奈川区と、京浜工業地帯手前を徐々に南下。
前方に高層マンションが見え隠れして来ると、そこは横浜のみなとみらい地区。
途中、鶴見線の国道駅や、気になった所でカメラを構えて道草をしていたにも拘らず、35kmを約3時間で走破。
変速機も無い、カゴも無い、泥よけも無い、ナイナイづくしのママチャリで、よくここまで来れたと、ちょっと感激。
ただ、のんびりしている時間も無く、帰りも同じ時間、疲労度からいったらそれ以上かかるので、
冷たい海風を肌に感じ、中華街で香辛料の香りを鼻に感じたら帰路に向かう。
帰り道、新たな自転車に出会ったら、増々放浪癖が悪化しそうだな。等と考え事していたら、
見事に効きの甘いブレーキミスで壁に接触。
最後に自分の自転車から喝を入れられた様な、そんなラストランでした。
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