前回の続き。オススメご当地グルメのお店。
【広島県広島市 - 広島つけ麺 ばくだん屋】
つけ麺よりラーメン派。ただ、このつけ麺はクセになる味。
見た目が既に辛そうな真っ赤なつけ汁、そして冷水で締められた麺の脇には湯でキャベツと刻んだキュウリが添えられる。
つけ汁は冷たいこともあり、むせる程の刺激的な辛さでは無く、麺にほどよく絡んで丁度良い辛さ。
湯でキャベツとキュウリをつけ汁に沈めながら、麺と一緒に食べると楽しい食感。
伺った店の周辺はちょっと風俗街?&時間帯が深夜でもあったので、足を運ぶのに少々躊躇したが、
その雰囲気こそが広島らしいのかもしれない。
このつけ麺は夏にぴったり!
【広島県呉市 - 呉冷麺 珍来軒】
冷麺と言っても有名な盛岡のとは全く違う呉冷麺。
どちらかと言うと冷やし中華系。でも幅広の麺と、少しかかったタレは冷やし中華の味とはちょっと違う。
そんな呉冷麺の有名店珍来軒、駅からちょっと距離があるものの、呉港に停泊する自衛隊の艦隊を眺めながらで特に苦にはならない。
丁度お昼時だったせいもあり、近所のサラリーマンや家族連れなど15名程の行列。
お店自体は冷麺専門店ではなく、中華料理屋。ラーメンや点心も幅広くあるものの、ほとんどの人が注文しているのは冷麺。
そんな呉冷麺、少し幅広の麺に申し訳なさそうな感じに薄切り叉焼、茹で卵、エビ、刻んだキュウリが乗る。
そこに麺がちょっとヒタヒタになる程度にかかったタレ。
このタレが、酸味が効いた醤油ベースでピリッとした辛さもあり、非常に麺に絡む。
店内にあった食べ方にも書いてある、備え付けの唐辛子酢を入れてみるも、味としてはノーマルのままの方が好きかもしれない。
【愛知県名古屋市 - 天むす 千寿】
何度も足を運んでいる名古屋で、必ずと言っていい程訪れるのがこの天むす千寿。
エビ天が顔を覗かせる小ぶりのおにぎり5個にきゃらぶきが付いて1人前。
冷めても美味しいものの、やはり出来たてホカホカでエビがプリッとした状態で頂くのが好き。
それとなんと言っても付け合わせのきゃらぶきの味が非常に天むすに合い、交互に食べ進めるといくらでも食べれそうになる。
百貨店のレストラン街などにも店を構えるが、時間があればやはり本店に行きたい。
狭い店内でお母さん達が一生懸命作っているのが見られるので。
ちなみに、天むすでもう1つの有名店「地雷也」、冷めた時の味はやはり千寿の方が圧倒的に美味しい気がする。
【静岡県静岡市 - 静岡おでん 乃だや】
ここは完全に想像以上のポテンシャルだった。
静岡おでんとは真っ黒スープにだし粉をかけて食べるのが基本。それでもおでんはおでんと、特に大きな期待はせず訪れた乃だや。
駅から約1km程。おでん専門店ではなく完全に居酒屋。
店内は地元の仕事帰り客で超満席で、年齢層も自分より一回り二回り上の年配層が占める。
そんな店内で県外者&1人居酒屋未経験者は勝手が分からず佇んでいると、奥から女将さんが優しく席に促してくれる。
一眼カメラを持参して一目で観光客と分かることもあり、忙しいながらもちょいちょい旅の話をしたり、
オススメのおでん種、食べ方などを教えてもらったりと、非常に居心地の良い居酒屋。
更に女将さんオススメの牛スジが非常に美味。まだ煮込みが足りないかな?と言われたものの、ホロホロの牛スジは絶品。
真っ黒スープのダシがしっかりと染み込んだ大根など、おでんベストワンかもしれない。
続きは次回。次回が最後。
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