2011/05/03

梅雨の沖縄本島 2日目

沖縄2日目。この日も天気は好転せず曇り。

本日は那覇から南西に少し離れた糸満市、こちらの美々ビーチ前にある「サザンビーチホテル&リゾート オキナワ」に宿泊のため、

チェックイン時刻までの間、那覇市街をゆったりと観光。

まずは首里城。南西諸島では「グスク」と呼ばれる所。

本州の様な戦略的な拠点という訳ではないらしいが、首里城もまた高台にあり、城壁を含む街並の景色は抜群。

本殿内の色調も赤々と、中国の影響を受けているのが一目で分かるものの、

裏手にまわると畳敷きの和な雰囲気があり、さすがどちらの影響も受けている琉球王朝という感じになる。

ちなみに、最近2000円札を目にしていないので、採用されている図柄は守礼門だったか本殿だったか、僅かにしか記憶が残っていない。







首里から山を下っておもろまちへ。

この辺りは米軍住宅地区跡地を再開発した新しい街で、大型のショッピングセンターやDFSが立ち並ぶ。

そんなおもろまちでタコス&タコライスの昼食。

立ち寄ったのはそのまま「タコス屋」。タコスとタコライスがセットになったプレートを注文。

今まで沖縄でもタコライスしか食べて来なかったものの、パリパリのトルティーヤにたっぷりレタス&ひき肉、

それに辛めのチリソースで、タコスの方が断然旨いことに始めて気が付いた。

そんな訳で、テイクアウト用にとタコスを別注文。今日も食べる食べる。



ついでにDFSにも立寄り、チェックイン可能時刻にもなったのでホテルへ移動。

港の倉庫街を抜けた先、周りに何も無い所にポツンと佇むホテル。

ホテル内はデザートビュッフェ目的のお客さんで賑わっているものの、「リゾートホテル」の雰囲気は薄い。

チェックイン後すぐ水着に着替え、まずは屋外のプールへ。

と、思いきや、プールでは水面に浮かべた巨大ボールと戯れる子供。そして遊泳禁止の張り紙。

何故に!?曇って今にも雨降りそうだから?まだ気温が低いの?

そんな屋外プールを諦めつつ屋内プールを覗くと、そこは親子の芋洗い場。ギュウギュウに人が入り、遊ぶ余地無し。

さすがにこんな状況のプールでのんびりリゾートライフを楽しむ事は出来ないので、そのまま目の前にある美々ビーチへ。

ビーチと言っても屋根のあるBBQエリアの方が大盛況で、狭い海水浴エリアには子供が数人いるだけ。

それもそう、水温が低く、全身を浸かるには余りにも冷たい。

南国らしい白い砂浜ではあるものの、鉛色の空と少し濁った冷たい海水、追い打ちの様に強い雨が降り始め、

ことごとく想像していたリゾート感覚を打ち砕かれた。




このままホテルで時間を潰すには余りにも勿体ないので、車で再度那覇へ戻り、土産物屋が立ち並ぶ国際通りへ。

数百メートルに渡り、数多くの土産物屋が並ぶものの、実は同一店舗が数件おきに複数店を出していたり、

扱っている土産がほぼ同じものであったりと、そこまで代わり映えしないので、やはり沖縄らしさを求めるなら

更に奥にある牧志公設市場と、その周辺のアーケードがオススメ。

雨が降る生憎の天気ではあるものの、この暗さが更にディープさを増していい雰囲気。

牧志公設市場の1階は精肉、鮮魚、青果の他、土産物などが所狭しと並び、

精肉は豚、鮮魚はイラブチャーなどの青々した魚など、沖縄食材を目でも楽しめる観光スポット。

2階には数件の食堂が入り、1階で購入した鮮魚などを調理してもらう事も可能。

壁にビッシリと貼られたメニューの短冊を見ていると、おばさんに手招きされ、そのままふらふらと着席。

沖縄そばからパパイヤチャンプル、ラフテー、それと今回の旅で食べたかった「ちゃんぽん」など、

とにかくボリュームたっぷりの料理を腹12分目程まで食べ切った。





結局プールor海での運動が叶わず、初日同様食べてばかりいた2日目。

明日の最終日、天気の回復を願うばかり。

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