3日目、最終日。
「リゾートホテル」の割にリゾート感ゼロに近いホテルで、唯一楽しみにしていた朝食ビュッフェ。
事前調査の情報から推測するに、目の前に広がる海を眺めながら、
コックがその場で作ってくれるオムレツやスクランブルエッグを優雅に食べることが出来る。はず。
んが、通されたのは結婚式を執り行う円卓が並ぶ会場。
コックなど居なく、普通のビジネス系ホテルといたって変わらない光景が。しかも窓際に広がるのは薄暗い港側の海。
特に説明も無く、これを楽しみにしていた自分にとっては非常に残念な結果。
金額的な差があるので比べるのもおかしいが、過去自分が宿泊して来た沖縄県内の「リゾート」と付くホテルとは、
サービス、リゾートの雰囲気、立地、施設、それと朝食ビュッフェと、とにかく雲泥の差。
HPの情報だけには頼らない、リゾートと名の付くホテルは、金額設定が見合っているか見極める、この2つを今回は肝に銘じた。
最終日は本島の南部を中心に観光。
糸満市内を抜けた先、海沿いにある平和記念公園へ。
子供達手作りの鯉のぼりが数多く泳ぐ先に「平和の礎」という戦没者名簿の石碑がずらっと並。
花を手向ける若い人数人とすれ違い、ふと、そういえば祖父祖母の墓参りもここ数年行ってないなと思ったり。
そのまま海岸沿いを東へ。
この辺りの海沿いは完全に崖、陸地側も少し小高い山になっている関係で、遠くの海の景色を眺めるドライブコースとして
旅行系雑誌にもよく採り上げられる「ニライ橋カナイ橋」と「知念岬」がある。
そこを目指しつつ、途中の「花野果村」という野菜直売所でパイナップルジュースを飲み、目的のニライ橋カナイ橋に到着。
トンネルを抜けると急に橋へと出てしまうため、1度目はあっさりと橋を通過してしまったが、
再度山の上まで戻り、橋全体が見渡せる場所でニライ橋カナイ橋を改めて見学。
「天気が良ければ」が口癖になりそうなくらい、これまたグレーで霞んだ空では勿体ない景色。
更にその先の知念岬に至っては、車下りると同時に激しいスコール。
そんな訳で全体的にサラッと流す程度の景色しか見れず、何とも歯がゆい最終日の観光もこれにて終了。
時間はまだ昼過ぎ。しかも帰りの便の時間が実は21時。
事前に目星を付けていた観光スポットは回ってしまったし、この天気だし、ということで、
そのまま那覇方面に戻りつつ、途中の沖縄限定のファーストフード店「A&W」に。(うちなんちゅは「エンダー」と呼ぶらしい)
A&Wといえばお変わり自由のルートビア。
独特なあの味を表現するとしたら「甘い湿布」。ハーブなのかなんなのか、カラダに良い雰囲気は伝わるものの、湿布な感覚。
ちなみに那覇空港店で、これを飲む県外観光客の表情を伺っていると面白い。皆「何コレ!?」的な顔をするので。
結局早めにレンタカーを返却し、空港内で無駄にまったり。
関東の様に節電をしている訳でもないかと思うが、ターミナル内の温度が微妙に高く、居心地が非常に悪い。
そんなターミナル内を約2時間近くウロウロしながら、羽田行きのJAL最終便で帰路に。
前回の沖縄・石垣島では台風通過と共にこれまた天気が曇りで悪く、
今回のはそれ以上に、梅雨という雨から逃れられない天候に苛まれると言う、南国ジレンマに陥りつつあるも、
今年、来年辺り、再度沖縄はリベンジしたい所。見所云々ではなく、砂浜でゆったりくつろぐ、そんな旅を次回は満喫したい。
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