南ばかりに目を向けていたので、今回は北。
前回、前々回の様に往復100kmを越える長距離サイクリングではなく、もうちょっと身近な観光地を、
ということで、埼玉県の川越を目指してみることにした。
往路は荒川沿いを走り、復路は国道254号を走る予定でいざ出発。
自宅から東に南砂を抜ければすぐに荒川河川敷沿いにあるサイクルロードに出られるも、
極力距離を減らそうと、走り慣れない台東区、荒川区を抜ける。
迷う道では無いはずも、携帯地図を何度も見返しては進むという、非常に効率の悪いサイクリング。
舎人ライナーが走る扇大橋から荒川に合流。後はひたすら川沿いを上流へ走り続けるだけ。
と、思いきや武蔵野線の線路を越えた辺りから、広い河川敷には田んぼが広がり始め、
気づけば公園内に入って行ったりと、とにかく埼玉県内に入ってからサイクリングロードの案内が雑?
田んぼの中でポツンと迷いつつも、川越線の南古谷駅方面から目的地の川越方面へ。
幼い頃から毎年の様に正月に参拝していた喜多院へ向かう道で、たまたま見つけた武蔵野うどんで昼食。
強いコシと熱めの汁の初武蔵野うどんは、どこか実家辺りで昔から食べているうどんにも似た感じ?
並盛りでも十分満たされたお腹で、そのまま喜多院へ参拝。
正月三が日は人で溢れ、小さい子供だった自分は、広い境内はぐれない様にと思っていたものの、
改めて大人になって来てみると、境内はもの凄く狭く、本堂の造りも小さかった。
喜多院から数百メートル、蔵造りの建物や石造りの建物が並ぶ有名な通りへ。
さすがに観光客も多く、道が整備されているとは言え狭い為、自転車の行き来もままならず、一先ず自転車を駐輪。
時の鐘前には人力車も出ていて、街の景観とともに程よく観光地化され、
近場で、旅行気分を満喫しながら楽しむのにはベストな場所かもしれない。
もちろん名物の芋を使った菓子やソフトクリームも食べつつ、存分に川越の街を堪能。
そして川越でもう1つ有名な「菓子屋横丁」。駄菓子の店が数件軒を連ねる通りで、昔懐かしい駄菓子を数多く売る。
長さ1メートル近くもある麩菓子など、「水曜どうでしょう」の「対決列島」ファンにはたまらない菓子がいくつもあるが、
さすがに自転車でそんな棒を持ちながらの運転はあり得ないので、駄菓子は眺めるだけ。
早食いなんてもってのほか。酸っぱいの得意じゃないし。
日が昇っている内に帰路につこうと、国道254号をひた走る。
これが今までで最悪のコンディションに見舞われ、新座、朝霞、和光と、とにかく道の車幅が狭い。
更に側溝は凸凹、歩道は整備されているのか分からない程の荒れ具合で尚かつ狭い。
そして連続して続く緩やかなアップダウンに、一番苦しめられた強風と排気ガス。
成増で東京都に入ると一気に道路状況も改善。路駐する車もチラホラあるものの、埼玉県内の道と比べると雲泥の差で走り易い。
普段何気に走っている都内の道は、細い裏路地も含めて、全体的に道は整備されているんだな、と改めて思ったり。
自転車で北(北西方面)に行く時は、多少迷ってもいいから荒川沿いを行くべし!今回はこれに尽きる。
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