そこには息を切らせて汗だくになりつつ豚まんを持った自分がいた。
目の前を21:20発 のぞみ58号 東京行最終が発車していた。
駅係員には「あー間に合わなかったね」的な目で見られながらも、冷静に東京までの帰路を検索。
次の23:33発 ひかり490号 名古屋行で名古屋から東海道本線で豊橋23:38着。
豊橋から先は...朝までなし。
名古屋でホテル&翌日の電車代=痛い出費。豊橋で駅寝=豚まんの賞味期限が気になる。
という結果から残る選択肢は、名古屋から高速バスのドリーム号で帰る。
仕事の関係上、高速バスには結構詳しく、カバン内にはしっかり時刻表も入っている。
車内のこともある程度把握しているので狭さも知ってる。だから、今まで実際に乗ったことはない。
ただ選択肢はこれしかないので、名古屋駅で下車。高速バスきっぷ売場窓口へ。
自動発券機で窓際希望で購入すると23A。1階席最後尾の窓際。
23:00出発のドリーム2号へいざ乗車。1階席は天井が低い。常に中腰。
席に着こうと思っても体が入らず四苦八苦。なんとか座席に着席すると、今度は天井の圧迫感。
座席通常状態では頭と天井の間に手がギリギリ入る程度。なんと言う狭さ。閉所恐怖症では無理じゃなかろうか。
逆に良かった点と言えば、最後尾なので目一杯リクライニング可、それと隣がいなかった為横に広く使えたところ。
バスは定刻の23:00名古屋を出発し、所々停留所へ止まる。その度に隣が来るのかビクビクしていたが、
結局名古屋ICに来ても1階席は変わらずでホッと一安心。名古屋ICから高速に乗ると消灯がやって来た。
なんとなく「どうでしょう」の雰囲気を味わいつつ、iPodで「どうでしょう」を見て時間を潰す。
途中三ヶ日IC、足柄SAで途中休憩があり、定刻の5:40東京駅日本橋口へ到着。
風邪引きなのにも関わらず、一睡もすること無く家に帰り、豚まんを食べて寝た。
始めての高速バス。思っていたよりかは不快では無かったけど、道路の振動、これが激しすぎて厳しかった。
今回お世話になったドリームなごや号さん。「良い夢見ろよ!」のドリーム号さんです。
歩いた距離:出張 食べたおいしいもの:「551蓬莱」の豚まん
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