こんな事は今までの旅の中で初めてかもしれない。雨どしゃ降りって。
そんな訳で今回は傘片手にまずは伊豆を目指す。
今回もご多分に漏れず、未乗路線への乗車とご当地グルメ目当てで、珍しく日帰り。
東海道線で東京駅から乗り換え無しで熱海駅へ。
ここから伊豆急下田駅直通の伊東線に乗車。どこかへ行く際の経由路線として使用出来ないので伊東線乗車は初。
伊豆急の親会社、東急で使用していたステンレス車両で伊東駅より先、伊豆高原駅へ。
8:38、伊豆高原駅に到着すると雨は更に勢いを増して豪雨並。
非常に立派な駅は、B1Fから2Fまでの3階建て。様々なショップや食べ物が入居している模様。
雨の具合を見ながら駅前で待つ事数分。今回非常に楽しみにしていた日帰り温泉「赤沢日帰り温泉館」の無料送迎バスがやって来た。
この赤沢日帰り温泉館は化粧品やサプリで有名なDHCが運営。
日帰り温泉の他、ホテル、プールハウスやスパなど広大な敷地内にいくつもの施設があり、無料送迎バスが定期的に運行している。
バスに乗る事10分。赤沢日帰り温泉館に到着。
営業は9時からなので外で数分待機して入館。入館料は土曜日なので1,600円と日帰り温泉にしては少々お高い。
今回わざわざここを訪れたのは、海に面した大パノラマが広がる露天風呂に非常に興味をそそられたため。
伊東や熱海などにも日帰り温泉施設はいくつかあるものの、施設が古い割には金額も1,000円と高かったり、
景色の具合も余りいい口コミが得られなかったので、入館料の高さ<設備の高さ・眺望という事で、こちらをチョイス。
早速誰もいない1番風呂で大露天風呂へ。
湯船に浸かると見渡す限りの大空、そして大海原。...のはずが、この天気では見えるのは数百メートル先程。
鉛色の空からは冷たい雨がしきりに体を刺激、非常に悔やまれる天気。
内風呂からも同じような景色が楽しめ、DHCの入浴剤が入った樽風呂・壷風呂やジャグジーなどお風呂は様々。
ただ、どのお風呂も温度が若干高め(42度?)なようで、長時間浸かるのは無理。北国でもないので露天風呂でも茹でダコ状態。
早めに風呂から上がり、無料で利用出来る休憩室でしばし待機。
レストランを覗くと伊豆近海の魚介を使ったメニューが豊富で気になるが、この後3食控えているためグッとガマン。
再度無料送迎バスに乗り込み伊豆高原駅へと戻る。
「Resort21」車両の普通列車に乗り込み熱海へと戻り、東海道本線で富士駅へ。
ここ富士市の吉原商店街周辺では「つけナポリタン」というご当地グルメが最近開発されたらしい。
テレ東の番組「チャンピオンズ」と商店街で開発されたらしく、トマトソースがベースのWスープに麺をつけて食べるつけ麺スタイル。
富士駅周辺でも何店かメニューにしている店があり、今回はその中で駅近くの「キッチン・カフェ ZERO」というお店を訪れた。
店内は小さな喫茶店という雰囲気。お客さんは1人もいなく、マスターの女性は海外ドラマに夢中で、
店内のあちこちにはB'zグッズとポスターの展示。「ZERO」の店名に納得。
注文して出て来た「つけナポリタン」はトマトスープとパスタが別皿。更に小鉢のご飯があり、
麺を食べたあとにスープの中に入れてリゾットとして楽しむものらしい。
写真では既に溶けてしまっていて見えないが、スープの底に大量のチーズとアサリ。
魚介とトマトのWスープに少し固めに湯で上げたパスタを絡めて食べ、その後ご飯を入れてリゾットへ。
どちらかと言うと麺で食べるよりご飯で食べる方が美味しかったかも?
雨が酷いので駅周辺を見る事無く駅に戻り、ここから身延線に乗車し6駅先の富士宮駅へと移動。
富士宮といえばやはり焼きそば。日本三大焼きそばである「横手」「太田」と食べて来て、これでようやく3ヵ所制覇。
駅の改札を出るとすぐ目の前に焼きそば屋。さすが焼きそばの街、でも駅前に人がいない。
駅から歩いて5分程、今回訪れたのは「虹屋ミミ」。
非常に狭い店内は5人も入れば目一杯な感じで鉄板も目の前なので熱気と油臭さ全開。
今まで食べたどの焼きそばとも違い、麺のコシが非常に強い。ソースとキャベツ以外の水分を使用していないかららしい。
味もサッパリで食べやすいが、店内が狭い事と熱気で喉カラカラ。ビールが欲しくなった。
焼きそばを食べたあとは身延線に戻り山梨県・甲府を目指す。
途中身延駅で乗り換え、景色も山梨らしい山景色。朝は雨の海景色だったが、ここに来てようやく雨も上がる。
身延駅から更に身延線に揺られること1時間半。甲府駅へと到着。
車で何度も訪れたことのある甲府は昔と特に変わらずの風景、通い慣れた(?)ほうとうの名店「小作」へと早速足を運ぶ。
コチュジャンを使用した辛口カルビほうとう、豚肉辛口ほうとうがお気に入りだが、今回はシンプルに豚肉ほうとう。
次から次へとやってくるお客をテキパキと捌きながらも、細かな気遣いを忘れない接客は見ているだけでも楽しい。
野菜たっぷりのほうとうをハフハフしながら食べるも、さすがに昼過ぎからの怒濤の麺・麺・麺の3ターンはお腹に来る。
以上で本日のミッションは達成。
小作のほぼ隣にある桔梗屋で信玄餅をお土産に、中央本線で東京へと帰る。
「しもべ」と「はだかじま」。
完乗路線:伊東線/身延線
歩いた&走った距離:4.7km 食べたおいしいもの:「小作」の豚肉ほうとう
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