旅先で全国のご当地グルメを食べるのと同じように、その土地の有名駅弁を食べるのが楽しみ。
マンガの「駅弁ひとり旅」を読んだ影響も多少あるかもしれないが。
ここで現時点での駅弁美味しかったベスト5を勝手に発表。
【第5位】
つい先日食べた花巻/新花巻駅で販売されているまるろくさんの「白金豚弁当」。
花巻駅は待合室奥にあるそば屋で販売。伺った時は駅弁1つも置いて無かったが、
そば屋さんがまるろくさんに連絡し、10分程で届けてくれた。
花巻市のブランド豚「白金豚」(はっきんとん)の豚カツがドカンとご飯に乗った弁当。
上にかかるのはソースだけかと思いきや、豚カツに甘辛の味付けがしっかりとされていて非常にご飯に合う。
飽きの来ない味付けでおかずが少なくても大変満足。ボリュームもやや満足。
【第4位】
創業明治34年と非常に歴史ある、そして有名な宮島口駅、駅前の本店などで販売しているうえのさんの「あなごめし」。
広島へ行った際は是非とも足をのばして宮島へ。そして駅からフェリー乗り場まで行く途中にある本店で購入したい。
経木弁当箱、蓋に包まれたあなごめしは、穴子の出汁で炊いたご飯と焼いた香ばしい穴子がキレイに並ぶ。
復刻版掛紙と経木弁当箱でこれぞ駅弁という雰囲気に触れ、冷めて味が馴染んだあなごめしを瀬戸内海の海を眺めながら、
もしくは宮島で鹿と戯れながら食べると絶品?
【第3位】
同じ西日本の広島駅で冬季限定販売、広島駅弁さんの「しゃもじかきめし」。
赤いしゃもじ型のプラスチック容器にカキの出汁で炊いたご飯、上には煮カキ、カキフライにカキ味噌和えなどカキ尽くし。
カキは好んで食べる程のものではないので、有名駅弁という事だけで購入。
一口目に煮カキを食べてみると、非常に食べやすい。臭みとか苦みがある訳でもなくクリーミーな感じ。単に食わず嫌い?
煮カキもカキフライもカキ味噌和えも同じカキではあるものの、味付けが全く違うため飽きない。
駅弁のサイズも大きく非常に満足出来る量でもある。
冬期がいつからいつまでなのか定かではないが、見かけたら是非とも購入したい一品。
【第2位】
東北、大館駅で販売している花善さんの「鶏めし弁当」。秋田駅でも見かけた。
群馬県・高崎駅の鶏めし弁当、福岡県・折尾駅のかしわめしと日本三大鶏めし駅弁の1つとも言われる。
なんと言っても醤油で甘辛く炊き込んだご飯と上に乗る鶏肉の味、歯ごたえがたまらない程絶品。
ご飯だけではなく、脇役となるおかず1つ1つの味も良く、もっともっと食べたくなる。
通常の鶏めし弁当の他、おかずが増えた特上鶏めし弁当も非常にオススメ!要予約なので通常+特上の2点予約でもいいくらい。
能代駅まで戻り、リゾートしらかみで日本海に沈む夕日、白神山地を眺めながら食べたら美味しさ倍増かも。
【第1位】
忘れられないあの味、九州の嘉例川駅、特急はやとの風で販売されているやまだ屋さんの「百年の旅物語かれい川」。これしかない。
嘉例川駅では数量限定で土日のみ販売らしいので、特急はやとの風で購入するのが確実。
その際はJR九州の窓口で事前に駅弁引換券を購入する必要があります(毎週月曜はやまだ屋さんが定休日)。
登録有形文化財に登録されている木造の嘉例川駅、大隅横川駅、日本三大車窓の矢岳、大畑のループ&スイッチバックなど
非常に楽しませてくれる肥薩線を走る黒い列車、はやとの風。
隼人駅を過ぎた辺りで駅弁との引換が徐々に始まる。
駅弁は出来てから余り時間が経っていないのか、ほのかに温かい。
竹皮の容器に入った弁当を開けると、見た目も鮮やかなおかずの数々が現れる。
地元の食材にこだわっているようで、椎茸と筍の炊き込みご飯、サツマイモを使った天ぷら「ガネ」、
じゃがいもの味がダイレクトに伝わる素朴なコロッケ、茄子の味噌田楽、大根と人参のなますなど、
どの味も手の込んだ感じが非常に伝わって来る味。特にガネの味がお気に入り。
駅弁を受け取り、木の温もり溢れる車内のはやとの風ですぐに食べても良いが、上りの場合はすぐに嘉例川駅に着いたりで忙しい。
全体のボリュームと弁当ということを考えれば1000円前後の駅弁は多少高いと感じるが、旅に出た際は是非ともご賞味あれ。
その土地でしか味わえない味、まだまだあります。
歩いた&走った距離:5.5km 食べたおいしいもの:「モンシェール・ミホ」の小倉あんパン
0 件のコメント:
コメントを投稿