2010/03/20

2010春18きっぷ旅 4日目

新宿駅23:10。今回はムーンライトえちごでまずは新潟を目指す。

先週のムーンライトながらと比べると座席の足下は狭く、北国に向かうからなのか、車内の暖房が異常に高い。

常に汗ばむ車内、1時間半程で高崎駅に到着。ここでは先日489系ボンネット型の定期運転が終了した急行能登が入線。

えちごの乗客は能登を、能登の乗客はえちごを撮影する撮影会状態に。




47分の停車時間を終え、ムンムンとした車内に戻り前回と同じくiPodタイム。

3:39、長岡に停車するため車内放送で車掌から「おはようございます」と挨拶。これでほとんどの乗客が起床?

それから1時間余り4:51定刻に新潟駅に到着。

更に北を目指す人は5分後に発車する白新線快速村上行きに乗り換えるため、車内はさながら都内の始発列車並みの乗車率。

1時間で村上駅に到着。するとすぐに羽越本線酒田行きが待機しているのでそのまま大移動。

陸羽西線に乗り換えるために余目駅で下車する人もいるが、ほぼ全ての人が終点酒田駅まで乗車。

新宿駅を出て約9時間。酒田駅に到着するも、次の列車まで1時間20分。ここでようやく一息つくことができる。

駅隣の土産屋を眺めたり、遅めの朝食を近くのそば屋で取るなどして時間を潰し、羽越本線秋田行きの出発時刻を待つ。



酒田駅から終点秋田駅までは2時間。ロングシートに座るとすぐに瞼が重くなり、気づくとそこは秋田駅。

秋田新幹線が開業して改装されたのか、予想以上に秋田駅は都会的。

駅を出て徒歩数分、駅前の西武地下に入る稲庭うどんで有名な「佐藤養助」。まずはそこでご当地グルメ1品目。

時間的には昼少し前でもさすが有名店、既に数人の行列が。

この後続けて食事予定なのでここは量少なく、コシを堪能出来る冷たい二味せいろ1段を注文。

素麺より太く、一般的なうどんより細い初めて出会う太さのうどん。

思っていた以上のコシがあり、ゴマダレが非常に合う。




雨がポツポツ降り出した中、秋田駅に戻りここから男鹿線、別名なまはげラインで突き出た男鹿半島にある男鹿駅まで向かう。

八郎潟を右手に、海より少し内陸を約1時間乗ると終着駅の男鹿駅。

駅を降りるとほんのり香る海の匂い。そして駅舎には早速2体のなまはげさん。

男鹿には「男鹿のやきそば」というしょっつるを使ったご当地グルメがあり、お店までは駅横でレンタサイクルを借りる。





駅から線路を渡って海側に出て約5分。道路から奥まった所にある「食堂みなとや」を訪問。

古くからある町の食堂といった感じで、雨が降っているからなのか、お昼を過ぎた時間だからなのかお客はゼロ。

多くの食堂らしいメニューの中で一際押している「男鹿のやきそば」しょうゆ味を注文。

しょっつるをそんなに意識出来る訳ではないが、ワカメや海老などの魚介たっぷりで磯風味焼きそば。

さっぱりしていてベーコンの塩味がアクセントになって結構好きな味。

外に出ると一層雨が強くなって来て急いで駅に帰りたい所。でも折角自転車を借りたので海まで一漕ぎ。

「OGAマリンパーク」という球場もある開けた所から海へ。風も強く天気は大荒れの中誰もいない海岸を駆け抜け、駅に戻る。





男鹿駅から再度秋田駅へと戻り、奥羽本線で更に北を目指す。

途中、アニメやゲームに出てきそうな名前の「井川さくら」駅を通過し約2時間。日もすっかり暮れ、大館駅に到着。

2番線に入線する奥羽本線。ホームには事前に電話予約しておいた花善さんが鶏めし片手に既に待機中。

以前大館を訪れた際に食べた花善さんの鶏めしが忘れられない程に旨く、今回は通常の鶏めし弁当と特上鶏めし弁当を予約。

弁当を受け取りすぐに向かいの3番線から花輪線・いわて銀河鉄道経由盛岡行きに乗車。

早速ボックスシートで特上鶏めし弁当を頂く。

通常の鶏めし弁当よりおかずが豪華な弁当で茄子味噌田楽、鮭フライなどどれも美味。

そして炊き込みご飯の上に乗った鶏肉。これが最高に旨い。

夢中になって食べているとあっという間に完食。このままもう1つの鶏めし弁当に手が出そうになったが、

この後盛岡で本日最後の食事が待っているため、明日の朝食へまわすことに。

十和田南駅で進行方向が変わり、途中鹿角花輪駅や大更駅の停車時間に外に出るなとしながら22時近く、盛岡駅にようやく到着。

さすがに昨日夜新宿駅をムーンライトえちごで出てから約17時間近く列車に揺らていたので尻も痛い。





予定では駅前の「盛楼閣」で「盛岡冷麺」を食べ、ホテル近くの「香醤」で「じゃじゃ麺」と2件食べることにしていたが

さすがにこの時間に食べるのは気が引けたので、1度ホテルにチェックインをし、じゃじゃ麺のみを食べる事に。

ホテルからは目と鼻の先にあり、小さなラーメン屋みたいな雰囲気の香醤。

じゃじゃ麺小・中・大とあったので、ここは中を注文。

うどんのような幅広麺にキュウリと肉味噌が乗ったじゃじゃ麺。添えられたショウガと、卓上にある酢、ラー油を混ぜて頂く。

何とも言えない肉味噌の味が麺と絡み、あっさりと食べられる。

卓上には酢・ラー油の他に生卵があり、麺を食べ終わった更に卵を落し入れ、店員に渡すと麺の茹で汁を入れてくれる。

これがチータンタン。ここに自分で肉味噌を追加し混ぜてスープとして飲む。

非常に薄味な卵スープな感じだったので、塩などで多少自分好みに味付けした方がいいのかも。

食べ終わったらすぐにホテルの部屋に戻り、山形・酒田駅で購入していたデザート、

どうでしょう軍団が対決列島山形対決で使用したラフランス&クリームチーズのゼリーを食べる。

大泉・ミスターチームは「マズイマズイ」言っていたが、チームびっくり人間と同じく結構美味しいかも?





完乗路線:羽越本線・男鹿線・花輪線


歩いた&走った距離:5.7km 食べたおいしいもの:「花善」の特上鶏めし弁当

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