伊勢神宮を初めて訪れた去年の春。
滞在時間を1時間にしたため、内宮を駆け足でまわり、おかげ横丁は素通りと
非常に心残りの状態だったため、今回再訪することに。
しかし日程的にあまり時間を取れないため、時間を有効に活用出来る夜行列車の「ムーンライトながら」に今回初乗車。
東京駅23:10発、名古屋着は5:22で乗車時間は約6時間。
大きい体で座席に収まることができるか少々不安を抱きながら22時過ぎ、東京駅へと向かう。
今回乗車するのは最後尾の10号車。
えきねっとで予約購入した所、グレードアップ車両として人気のこの10号車に偶然なった。
どうやら足下が広く、シート間隔も若干広いらしい。
発車10分前に乗車。18きっぷ旅行者には大人気のながら、以外にも車内は半数程度の乗客。
そのまま席が埋まる訳でもなく、定刻23:10に東京駅を出発。
途中、品川・横浜、そして日付が変わり初めての乗車駅小田原と停まり、乗車率はほぼ100%になるも隣は空席。ラッキー!
車内改札で18きっぷ、指定席券、小田原までのきっぷにハンコを押してもらい、そのまま長い長いiPodタイムへ。
普段の生活リズム的にまだまだ眠くならない時間帯。途中の浜松に停車時は外へ。
時間調整のためか何度も運転停車を繰り返し、一睡もすること無く名古屋へと到着。
すぐさま関西本線に乗り換え亀山駅、紀勢本線に乗り換え伊勢市駅に着いたのは9時近く。
この間爆睡でアッという間。
前回訪れた内宮へはここからバスに乗って移動するため、徒歩で移動出来る外宮へまずは移動。
まだ人通りの少ない参道を通り15分程で緑あふれる外宮に着く。
杉の木たっぷりで花粉が非常に気になる所だが、40分程かけてゆっくりと外宮内をまわりことが出来たので、
今度はバスに乗車し内宮近くにあるおかげ横丁へ。
伊勢と言えば「伊勢うどん」と「手こね寿司」。
早速伊勢うどんで有名な「ふくすけ」へ開店と同時に入店。
伊勢うどんの特徴はコシの無いブヨブヨ麺と甘辛ダレ。
伸びきった麺を想像して食べると、それとはまた違った食感。そしてタレも甘過ぎずダシが効いて美味しい。
うどんなのでパッと食べ、他で気になっていた豚捨のミンチカツと鯛飯を春巻きの皮で巻いて揚げたものをつまみ食い。
そうこうしていると、手こね寿司で有名な「すし久」が開店。既に店前は行列。
一気に店内は満席になり、お店の方々は大慌て。
しばらく待つとカツオの漬けが乗った手こね寿司が運ばれて来る。
うどんと揚げ物を食べたばっかということもあるが、見た目以上にボリューミー。刺身とすし飯たっぷり。
お腹ギリギリの状態で食べ終え、内宮へは寄らずそのまま伊勢市駅へと戻る。
予定では鳥羽へ移りご当地バーガーの「とばーがー」を食べる予定だったが、腹の具合的に少々厳しいので
名古屋方面へと戻り、松阪駅から名松線へ乗り換え。
この名松線、2009年の台風18号の被害を受けた影響で終着駅の伊勢奥津駅・家城駅間が代行バス運転になり、
そのまま復旧困難として、このまま家城駅以降5駅は廃止になる可能性があるらしい。
そんな訳で代行バスとの接続が難しいため、行けるのは家城駅まで。
乗って来た列車に再度乗って折り返し、名古屋駅へと戻って来た。
おかげ横丁で散々食べて来たにも関わらず、ここで名古屋めしの1つ「あんかけスパゲティ」を追加。
名古屋駅から栄にある名店「ヨコイ」へなるべく消化を促すべく歩きながら移動。
注文は赤いソーセージたっぷりの「ミラカン」。太麺の炒めたパスタとピリッとスパイシーなソースは癖になる味。
お土産として千寿の天むす片手にあとは帰るだけ。
しかし、予定していた時刻に列車が来ない。どうやら本日行われたダイヤ改正で時間が大幅に変わっていたらしい。
そんな訳で本日中に帰れるかヒヤヒヤしながら、乗り換えを繰り返すこと6時間半。東京駅へと戻って来た。
かなりな強行軍ではあったものの、目的のものは食べられたし、軽く観光も出来たことなので、ムーンライト利用はアリということで。
ちなみに廃止の可能性がある名松線の駅を除くと、今回でJR東海路線は全線完乗。着実に全国の未乗路線を攻めてます。
歩いた&走った距離:12.3km 食べたおいしいもの:「ヨコイ」のミラカン
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