2009/10/16

2009 鉄道の日記念きっぷの旅 西日本編 3日目

3日目。昨日のように寝坊はせず尼崎駅で日の出とご対面。

ここからは福知山線で2時間少々走って福知山駅まで行き、そこから和田山駅、戻るようにして

播但線で姫路駅まで行く経路。東海道・山陽本線を使えば1時間半で来れる距離を、大回りで5時間もかけた。



姫路駅からちょっと戻り加古川駅へ。

加古川で有名なのは「かつめし」。皿に盛ったご飯の上にカツとデミグラスソースをかけたものを箸で食べるものがかつめし。

これが丼になると岡山の「デミカツ丼」、ご飯がバターライスだと根室の「エスカロップ」になりそう。

駅から近くにある喫茶店「Eden」でそのかつめし(お店ではカツライス)を頂く。

ボリューミーなカツライスはカツは薄く、ソースもしつこく無いため非常に食べやすい。

これでご飯部分がバターライスだったりすると、胃への負担が急激に増しそうな感じがする。

しかし、次から次へとやってくる地元の方々も皆カツライスを注文。地元民には当たり前のメニュー。



カツライスを完食したあとは姫路に舞い戻り、姫新線で中国地方の中心を縫うように移動する。

この姫新線、1年前の台風で大被害に遭い、つい先日全線復旧したばかり。

途中、車窓からは明らかに途中で削られてしまった道路なども見え、台風の爪痕は未だに残るようだった。



姫新線は佐用駅、そして津山駅でそれぞれ乗り換えの待ち時間が40分程。

この佐用と津山、共に名物はホルモン。そのホルモンを使った「津山ホルモンうどん」が、

先日秋田の横手で行われたB級グルメの祭典「B-1グランプリ」で3位を獲得。

その影響からか、テレビなどでもよく取り上げられるようで、人気も上々らしい。

40分の乗り換え時間という短い時間ではあるものの、駅から徒歩7分程の所にある「鉄板焼 こまつ」へ

急遽予定には入れていなかったがお邪魔した。

店内はカウンターのみの狭い造り、しかし多くの学校帰りの女子高生たちがお好み焼きやホルモンうどんを食べていた。

早速ホルモンうどんを注文するも、実はホルモン苦手。

グニュグニュした感じで中々噛み切れないのはちょっと遠慮したい所ではあるが、運ばれて来た焼きうどんは

そんなにホルモンが多いという訳ではなかったので、逆に助かった感じ。



大急ぎで食べて駅に戻り、再度姫新線で新見駅までやって来た。

ここからは芸備線で徐々に南下を始め、瀬戸内海に面した広島へと到着したのが23時近く。

すごい距離を大移動して来た感じもあるが、実際は600kmにも満たない距離。

最後に乗った芸備線がとにかく遅い。都心で「徐行します」とアナウンスがあった際のスピードより

更に遅くした感じで、歩いた方が早くないか?と思わせるスピードになる事が何度もあった。

そんな訳で広島グルメを堪能するにも限られて来る訳で、遅くまで営業している広島つけ麺の「ばくだん屋」へ。

広島つけ麺は唐辛子の効いた辛いつけダレに付けて食べるつけ麺で、たっぷりのネギと茹でキャベツが特徴的。

辛さは何段階もあり、自分好みで選ぶ。初心者は2ぐらいと言われたので一先ず2で注文。

食べるとピリッと辛さはあるものの、旨さの方が勝ってあと引くような旨さ。ツルツルどんどん入る。

あっという間に食べ終わると、どうやら口の周りが辛い!遅延で辛さがやって来た。

でもこの味は癖になりそうなので、今度都内にある店舗に足を運んでみたくなった。

その後、うるさい客引きを振り払いながら、ホテルに帰還。

撮影した写真を見ると、景色の写真より飯写真の方が明らかに多い1日だった。



車内では和田山駅で購入した駅弁、但馬牛の牛肉弁当を食べていた。



旨辛。


完乗路線:JR東西線/福知山線/播但線/姫新線/芸備線


歩いた距離:7.8km 食べたおいしいもの:「廣島つけ麺本舗 ばくだん屋」のつけ麺

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