さぁ徳島市民が全開になる阿波踊りが始まる。
開始時刻は夕方からなので、その前に徳島の観光地を巡る事に。
ホテルから出る時も同じく、電車から降りるとカメラのレンズが曇る、そんなジメジメ暑さの今日。
まずは渦潮で有名な鳴門へ。阿南駅から牟岐線・鳴門線を乗り継ぎ鳴門駅。
駅弁「阿波地鶏弁当」を食べながら鳴門へ移動。
いかにも終着駅な感じの鳴門駅。
鳴門駅からはバスで四国と淡路島を結ぶ大鳴門橋が架かる鳴門公園まで移動。
鳴門公園に着くと海辺の強い日差しがガンガン。暑さで既にTシャツは濡れ模様。
ガラス越しの眼下に渦潮を見学出来るという「渦の道」という所へ行ってみた。
渦潮は満潮時間の前後が一番発生しやすいという事らしいが、今回丁度満潮時間前。
期待しながら鳴門大橋の中を数百メートル歩き、ガラス張りになった覗き穴を覗く。
「?」これが渦潮なのか?というくらい分かりにくい。よーく見ていると確かに渦を巻いている様な程度で
大迫力のグルグル渦を体験出来るとまでは行かなかった。観光船に乗るとしっかり見れるのかも。
大鳴門橋の内部はこんな感じで、新幹線も走れる設計らしい。
よーく見ると渦?な感じ。
その後、「大鳴門橋架橋記念館エディ」という所へ足を運んでみるも、人もいなく内容もつまらなかった。
鳴門駅に戻り、「鳴門うどん」なるものを食べるべく「大井食堂」へ。
完全に地元民に愛されているお店で、外まで行列が出来れてるも、観光客は自分1人だけ。
「鳴門うどん」の定義が不明だが、大井食堂で出されている物は讃岐うどんよりは細くコシが無く、
機械ではなく手切りの麺で、油揚げと竹輪が刻んだ物が乗っているというシンプルな物。
食事というかおやつ感覚なうどんだった。完食後、汗の吹き出し具合は更に上昇。
今回、こんな風景をよく見た。
次に向かうは「うだつの町並み」で有名な穴吹。鳴門線・徳島線を乗り継ぎ穴吹駅へ。
事前の調査では駅内の旅行センターにレンタサイクルがあり、それを借りて移動する予定だったが
駅員に確認するとレンタサイクルは周りを含めて存在しないと。ショック...
うだつの町並みまでは駅から4〜5km程。この暑い中を徒歩は無理。でもせっかく来たのに。
仕方なく、駅前に常駐していたタクシーに乗って移動する事に。
やはり町並みへはバスも無く、列車で来た人はタクシーを利用するらしい。
屋根瓦のうだつ部分を見つつ、町並みを端まで端までトボトボ歩くこと20分。ちょっと期待外れかも。
旅行系雑誌には大きく扱われる「うだつの町並み」も、交通の便が悪く、範囲も数百メートル程度だった。
そのまま帰りもタクシー&列車で徳島駅に戻る。阿波踊り開始まで暫し待機。
今回阿波踊り初体験で、「じっくり堪能」&「動画の撮影を試す」この2点を予定していたため、
混雑具合の読めない無料演舞場よりも座席の確保が出来る有料演舞場を選択することにした。
まずは第一部(18時〜20時)、最大の有料演舞場「藍場浜演舞場」では自由席 国道側。
阿波踊り初心者にとって、この「国道側」という意味が全く分からず、しかも自由席確保の為の列も
どこに並んで、どういった順番で入れるのかといった情報を全く流さないため、席確保でつまずく。
確保出来たのは踊り子達が踊り始める入口部分。踊り子達の準備段階はよく見れるが、
中央のS席付近で行われるダイナミックな踊りはさすがに見えなかった。
有料演舞場は順に紹介された「連」が移動しながら踊りを披露し、一通り流れたら次と、
思っていたより型にはまり過ぎたお祭り?な感じもしたが、有名連による個性豊かな踊りは一興だった。
第一部終了の20時まで何も飲まず食わずで座り続け、次の第二部は「南内町演舞場」へ移動。
この移動が大変で、道という道は無料演舞場と化し、屋台と人の群れで全く身動き出来ず。
人の群れをかき分け、なんとか南内町演舞場に着いた頃には既に踊りが始まっていた。
こちらは自由席ではなく指定席を確保していたが、指定された席に行くと、狭い!そして既に人がいる。
1人分の席が狭く、徐々に人が横にズレた影響で席が無いに等しかった。
既に第一部で飲まず食わずで体力を消耗していたのと、長い事トイレを我慢していたので
踊りにはあまり集中出来なかったが、それでも22時から始まる出演連合同によるフィナーレは圧巻。
1300人が一気に会場へ流れ込み、阿波踊りの迫力をじっくりと堪能出来た。
ただ、自分の席の周りでは、大きな蛾が客席を襲い、人々は悲鳴を上げたり団扇で攻撃するなど
一時阿波踊り所では無い騒ぎになっていた。それ程、光に寄ってくる虫の数が多かったのだ。
結局第二部も最後まで堪能して阿南まで引き上げた。
次回は無料演舞場の雰囲気も堪能してみたい。
今回動画を掲載してみた。
完乗路線:鳴門線
食べたおいしいもの:「大井食堂」のうどん
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