2009/08/14

2009夏 青春18きっぷの旅 四国・九州編 6日目

高知観光日。レンタカーを1日借りて、愛媛県との県境に位置する四国カルストを目指す。

駅前のトヨタレンタカーで今回の相棒、ヴィッツを19時まで借りる。

四国カルストを目指す前に電車旅ではなかなか巡りづらい、四国88ヵ所お遍路の札所を多少回ってみることにした。

と、その前に朝食として高知名物「帽子パン」を買いに駅近くのリンベルへ。



今日も快晴。晴れ渡る高知駅前。


帽子パンを車に積み、まずは31番竹林寺。竹林寺は五台山公園という山の上にある札所。

さすが四国さん。早速絶景です。この後の予定も詰まっているので山門辺りをグルッと回って次の札所32番禅師峰寺に移動。

山を下りて数km、再度山を登って絶景になると札所に到着。





「31番竹林寺!」




「32番禅師峰寺!」


ここで札所周りは一旦中止し、土佐の観光地「桂浜」へ向かう。

坂本龍馬の銅像がある美しい砂浜海岸で、有名観光地ということもあり駐車場は既に混雑気味。

きれいな砂浜と青く輝く海を見ながらぐるりと1周して、柚ジュースを飲みつつ足早に次へ移動。



この絵はちょっと怖い。



龍馬さんが海を眺めています。






順番に33番雪蹊寺、34番種間寺、36番青龍寺とまわる。35番清滝寺については、通り道から遠く外れるのと山奥なので今回はパス。

それにしても四国の道は本当に狭い。迂回路を用意出来ないからか、一方通行にしない。

車1台分の車幅に、申し訳なさそう程度にすれ違い用の路肩があったりで、

「幅員狭し」なんて標識が出たら対向車が来ない事を祈るのみ。常に「警笛鳴らせ」標識を出しても良い程。



「33番雪蹊寺!」



「34番種間寺!」




「36番青龍寺!」


青龍寺から走る事20数キロ、須崎に入る。須崎名物「鍋焼きラーメン」を食べるため、住宅街の中にある橋本食堂へ。

さすがにお盆休み&お昼時という事で住宅街の一角に異様な行列。しかも鍋焼きなので客の回転も悪い。諦める客もチラホラ。

30分程暑い外で待ち、店内で注文後20程待ってようやく鍋焼きラーメンが運ばれて来た。

熱々のスープに縮れ麺がよく合い、コロコロ入っている鶏軟骨もアクセントになって美味しかった。



予定時刻より大幅に遅れてしまったが、四国カルストへ向け出発。

真っすぐ向かえばそんなに遠くない距離ではあるが、行きと帰りで同じ道を通りたくないのと、

四国カルスト公園横断線を端から端まで走ってみたかったので、大回りして国道33号から440号をまわって行く事に。

国道33号は川沿いを走るため所々で良い景色の箇所で車を止め都度撮影。更に時間が進む。

国道440号に入ると交通量はそれなりにあるものの、道は所々狭くなり、事故に合わないよう常に気を張って運転していると

遂に問題発生。橋を造る為に工事をしている1km程の片側通行部分。片側通行なのに信号も無く、工事関係者も不在。

そこに両側から車が押し寄せ大渋滞。お互いの動きもカーブで見えない為、人々が車から降りて交通整理をする始末。

長いバックで工事箇所手前まで戻ったり、車幅スレスレの箇所を注意しながら進むなどして、どうにか危機回避。

国道から県道に入ると今度は薄暗い1車線道路。対向車が来るとすれ違いが出来そうな箇所までバックする「へんろ道」並み。






ようやく森から抜けるとそこは牛の牧草地が広がっていた。牛たちは一心不乱に草を蝕む。近づいても食べる食べる。

そんな牧草地を抜けると今度は風力発電の風車が立つ姫鶴平に出る。

広がる草原とカルスト地形の中に牛と風車が立つ美しい風景に暫し酔いしれ、高台にある東屋まで歩いてみたり

牛さんにドアップで寄ってみたりと、この風景をしばらく堪能する。

ただ、地表に露出した石灰岩に近寄ることは出来ず、ドリーネ・ウバーレを確認することはできなかった。








一通り見て回ると時間は17時半。この後、帰り道にある長沢の滝に寄る予定だったが、

レンタカー返却の時間が迫っていたため一気に山を下り、高速で高知に戻る。

昨日食べた鰹のタタキの味を再度堪能したく、2夜連続でひろめ市場へ。高知最終日を鰹で締めた。


...つもりだったが、高知名物になっている焼き餃子も食べるべくお店をはしご。これにて高知観光終了。



良い具合に光を受けてヴィッツもカッコいい。



高知駅前に着くと既に夜。



食べたおいしいもの:「いまどき安兵衛」の焼き餃子

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