今回の旅の最終目的地、鹿児島へ向けて出発。
「まき・たきお」って誰かの名前みたいだ。
大分駅から佐伯駅へ。佐伯駅から宮崎方面の延岡駅に向けて走る普通列車はなんと6:23の後は17:20と、10時間以上もない。
仕方なく延岡駅までは特急にちりんに乗車。
この区間は山越えでカーブが多く勾配がある為、名前は特急だが、速度は普通列車並み。1時間かけて延岡駅に到着。
佐伯では「釣りバカ」を撮影したらしい。
この色使いJR九州らしい。
延岡駅からも順調に南下を続け、東国原知事もいる宮崎へ。
駅前にはヤシの木も植えられ、日差しも強く南国雰囲気の街宮崎。
宮崎と言えばご当地グルメが数多く、チキン南蛮、冷や汁、地鶏、肉巻きおにぎり、レタス巻きと色々あるが
今回はチキン南蛮発祥のお店、「おぐら 本店」へ行くことにした。
ただし、次に乗車予定の日南線まで1時間しか時間が無いので急いでお店へ移動。
重いスーツケースを持ちながら15分程歩いて路地裏の「おぐら 本店」に到着。人気店のため行列ができていたらアウト。
諦めて駅に戻ろうかと思ったが、待っているのは4人程。これは問題ないだろうと思ったが、
いくら待っても座っている客に料理が運ばれてこない。その為人の出が全くない。
結局待ち時間が長過ぎたのか、席に座っているサラリーマンは文句を言って出て行ってしまった。
その空き席に通され、チキン南蛮を注文。
乗り換える予定の日南線を諦め、そのまま日豊本線で鹿児島へ行く覚悟もしていたが、数分であっさりチキン南蛮が運ばれて来る。
どうやら、昼時なのでいっぺんにチキンを揚げているので、それに時間を取られていたっぽい。
発祥の店の味はと言うと、普段食べているタルタルソースとは全く違う味で、少々甘め。
ただ、チキンと甘酢に合う味で、大変満足出来る味だった。しかしボリュームが多い。女性では食べきれないのでは?と思う程。
そんなボリュームいっぱいのチキン南蛮を急いで頬張り、宮崎駅に戻るとギリギリ日南線の乗り換えに間に合った。
宮崎駅は他の駅と比べて特殊?駅名が看板表記だし、駅標も見た事無いタイプだった。
ここからは青島、鬼の洗濯岩の日南海岸を眺めながら更に南下。終点の志布志市志布志町にある志布志駅までやって来た。
かつては志布志線、大隅線も乗入れる駅だったが、今ではその面影も無く駅舎が線路を塞いでいた。
ここから先の列車はない為、駅から少し離れた所から鹿児島空港行のバスに乗り国分駅まで移動する。
走る事1時間半、国分駅に到着しここから日豊本線で最終目的地の鹿児島を目指す。
ホテルは鹿児島駅から市電で移動した方が近かったため、鹿児島中央駅と比べるとかなり小規模な鹿児島駅で下車して市電へ。
ホテルに荷物を降ろしてすぐに市電で鹿児島中央駅に移動し、新幹線つばめに乗車するため新幹線ホームに上がる。
入線して来たつばめはポケモン仕様で、乗車ホームからでは長い車体のつばめは撮影出来ないため、
急いで隣のホームに行って長い鼻のつばめを撮影し、花火大会が行われる1駅隣の川内駅へ移動。
乗客の7割程は川内の花火大会が目的なようで、東海道新幹線ではまず見る事が無い、浴衣姿で新幹線に乗車する乗客もいた。
川内駅から歩く事20分。川沿いで行われている花火大会の音が聞こえ出し、足早に土手付近へ移動。
都内の様に周りを高い建物で囲まれ、花火を見るにも何かしらの障害物が邪魔をしたりするが
さすがに高い建物や余計な光が無く、観客も疎らな状態だった為、1人静かに三脚を立ててじっくり撮影することができた。
1時間程花火を堪能し、帰りは普通列車で鹿児島中央駅まで戻る。
鹿児島ラーメンを食べるべく、店を探しながら歩いていると腕に砂が。
その砂が徐々に体を覆い始め、それが火山灰である事に気がついた頃には周りの景色が霞む程の降灰になっていて、
目も開けていられない状態になり、足早にホテルに退散しシャワーを浴びる。
結局鹿児島ラーメンは諦め、コンビニ飯でガマン。
どうも今年は降灰の回数・量共に多いらしいが、さすがにコレはキツかった。砂漠の砂嵐に常に見舞われているみたいだった。
完乗路線:日南線
食べたおいしいもの:「おぐら本店」のチキン南蛮
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