2011/08/07

ヨコスカサマーフェスタ&ネイビーフレンドシップデー。

海軍の街横須賀。トンネル・隧道の街横須賀。何かとサイクリングの距離的に行き易い位置にある横須賀。

そんな横須賀で行われる一大イベント、海上自衛隊側の「ヨコスカサマーフェスタ」、

米軍基地側の「ネイビーフレンドシップデー」が共に盛大に開催される。

ミリタリー系の番組や歴史ドキュメンタリーなど割と好きなジャンルではあるものの、

艦船や航空機など、そこまで強い思い入れがある訳でも無く、単純に見てくれがカッコいいなと思う程度。

そんな訳で今回の一番の目的は、米軍基地内でアメリカン料理を堪能する!

となれば、円高な今。基地内でも利用できる米ドルを持って行かなければ損。前もって近くの大黒屋で30ドルマネーチェンジ。

そんな米ドルを握りしめ、今回も自転車で横須賀へ向かった。

強い日差しと寄り道とで、現地に着いたのが既に昼過ぎ。

腹減りながらも、最初に向かったのはヨコスカサマーフェスタが開催されている「海上自衛隊横須賀地方総監部」。

ほぼJR横須賀駅目の前にあるゲートから入場。

入口に設けられたチェックエリアでは、空港でのセキュリティチェック同等、それ以上のチェックがあるものだと思っていたが、

バッグの口を開き一瞬チラ見されてのそのままスルーといった感じでちょっと拍子抜け。

基地内に入るとまず目に入って来るのが、艦番号181の護衛艦ひゅうが。

行列に並べば船内の見学や、艦載機用エレベーターに乗る事も出来るらしいが、一先ず外からの見学。

そして隣には救難ヘリコプターのUH-60J。

色合いといい、ディテール感といい、こんなプラモデルは欲しいなと、ちょっと男心をくすぐられてみたり。








奥に進むと屋台が数件立ち並ぶが、かき氷や焼きそばなど一般的なものでそこまで惹かれない。

そして更に奥には災害派遣で何かと目にする機会があった、トラックや野外炊具、お風呂等が展示され

建物の脇をグルッと抜けた先には多くの護衛艦、南極観測船、潜水艦が停泊し、それぞれ中を見学する事が可能になっていた。

これだけ多くの艦船が並んでいると、どれから見ていいのか悩むのと、

詳しい解説を聞きながら見学しないと、自分の知識だけでは「ふーん」「へー」で終わってしまいそうな感じがしたので

こちらも一通り外から眺めるだけにしておいた。






そうこうしている内に救難ヘリによるデモンストレーションがスタート。

水しぶきをあげながら救助者に近づき、隊員がロープで降下。救助者と共に上昇してヘリ機内へ、そしてまた降下しての繰り返し。

救助者役の隊員はその後、戦隊もの?の衣装に着替えてボートで去るという演出もあったり、

次に行われたタグボートによる放水はAKBの音楽にのせて行うなど、親子で楽しむ感じが強いサマーフェスタだった。





既に腹ペコが限界に近い事もあったので、横須賀地方総監部を離れ米海軍横須賀基へ移動。

入場は三笠ゲートからなので、国道16号を自転車で5分程移動。

今回は夜から開国花火大会も行われるということで、浴衣姿の人も含め、自衛隊基地より明らかに多くの人が訪れていた。

若干緊張が走る厳重そうな入口ゲートで、空港内と同じ様なセキュリティチェックを受けていざ入場。

そして、そんなゲートをくぐるとそこは日本の様で日本ではないアメリカ。

広い敷地内、まずは大きなハンバーガーかチリドックを!ということで、列に並んでみると気づけばそこはドリンク列。

巨大なコーラとゲータレードを手に、改めてフードの列に並ぶと前の方で列を離れる人々が。

ハンバーガーは売り切れ、チリドックもパンが無くなり、残るはソーセージのみとなってしまった。

仕方なく、その巨大なチリソーセージと巨大コーラで腹を満たしてから、更に奥の敷地へ向かうと

巨大なフードコート、アメリカメニューのマック、そして野外で焼かれる肉達がお目見え。

入場が遅く、フードメニューも売り切れ多いのは仕方ないと思っていた光景は、実は入口に構える店だけだったようで、

変に炭酸で腹を満たしたのを少々悔やんだ。

その後は沖縄で若干虜になりつつあるA&Wのルートビアを飲んだり、レモンパイを食べたり、

花火を見上げつつカルビ肉にかぶりつくなど、食べ物確保は若干後手後手になりつつも十分アメリカンを楽しんだ。






何となく米軍基地内での行動の仕方が分かって来た事もあるので、

次回は福生にある横田基地で更なるアメリカを堪能してみたいと思う。そしてまた来年の横須賀も。

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