2011/08/13

熊谷・秩父へ自転車で帰省 3日目

3日目。

今日は母親と共に群馬県高崎の墓参り。

ナビも地図も積んでいない車にも関わらず、渋滞を避けるべく入った脇道が奇跡的に正解で、予想以上に早く到着した。

実は墓参り、記憶の中を辿っても、ここ数年来ていない。しかも結構な期間。

祖父が亡くなった高校以来では無いだろうと思ってはいるものの、うろ覚えで出て来る記憶はその当時のもの。

そんな記憶でお墓までやって来ると、記憶に無い景色が広がる。

ちょっと小高い所に墓地はあり、その先には上越新幹線の高架線路、更に上信電鉄の線路も交差する。

何度も訪れていたはずの場所ではあるものの、今までその存在に全く気が付いていなかったのに驚くと共に、

国鉄保線マンとして鉄道好きだったであろう祖父は、この景色を案外喜んでいるのでは?なんて思ったり。

そんな鉄道好きはしっかりと孫に引き継がれてますので大丈夫!

墓参りでそんな報告をしつつ、その後は母親を自分のご当地グルメ好きに付き合わせる形で、

オランダコロッケ@平井精肉店、安中市のタルタルカツ丼@板鼻館、伊勢崎市の餡入り焼きまんじゅう@忠治茶屋に寄り道。

旅好き度合い的には自分より上を行っているかもしれない母親も、最近は旅先で食べるご当地グルメに魅力を感じている様で

腹は苦しくなりながらも、何かとご満悦の様な感じではあった。




熊谷に戻ってからは、荒川河川敷で行われる花火大会へ自転車で。

基本、メッセージが読み上げられてから打ち上げられる花火なので、何かと間が発生し単発単発とはなるものの、

やはりサイズは大きく、迫力と共に音の振動が凄い。

そんな花火の大きさも魅力の1つではあるものの、河川敷の屋台群の数も魅力。

屋台の端から端までぐるりと回るだけでも疲れそうな距離に、びっちり様々な屋台が並ぶ。

この後夕食も控え、尚かつ1人で見に来ていることもあり、買ったのは唐揚げのみ。

皮がパリパリなそんな唐揚げを頬張りつつ、首が疲れる程の角度で花火を間近に見ていると、「少々お待ち下さい」のアナウンス。

花火は先程から一向に上がらず、何かトラブルが発生した模様?

Twitterやmixiより情報伝達の速度は速いのでは?と思われる、ご近所おばちゃんSNSによる風の便りでは「小火」との事。

確かに消防車が先程からサイレンを鳴らしながら河川敷を目指している。

そのまま自転車で移動し、荒川の中州が確認出来る橋の中央まで行ってみると、燃えてる燃えてる。

完全に小火ではなく火災。

この状態を目にした観客達は帰り支度を始め、自分もその答えに賛同とばかりに、花火開始40分程で帰ることとした。

荒川の北側に有する熊谷駅や市街地。橋を渡って南側にやって来てしまうとそこはもう一帯が喉かな田園風景で、

今の時間帯はそんな田園風景も確認出来ない程の真っ暗闇に包まれ、

ライト1本で走る自転車は道路状況を確認しつつ、物凄い勢いで体当たりして来る虫々に注意を払わないといけない。

花火の再開という情報を耳にしながらも、それどころの状況では無い。

結局、自宅で夕食を食べながら、再開した花火大会を窓越しに目にするのだった。

オランダコロッケは揚げたてじゃないと美味く無いと思いながら。




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