お宿「実家」に宿泊して4日目。
さすがにウザがられたりしないだろうか?と心配になりつつも、
朝7時には起床し、夜23時には寝る実家生活スタイルにもようやく慣れ始めて来た。
今日も熊谷は快晴。暑くなりそうな日曜日。
ここぞとばかりに群馬埼玉をフューチャーして来ているが、さすがに食べ過ぎ感が強めになっているのが否めないので、
ちょっとここで、別な切り口から楽しんでみる事に。
キッカケは「デイリーポータルZ」のこのページ。お隣の街、行田では埴輪作りが出来るらしいと。
元熊谷市民としても埼玉古墳群と忍城はもちろん知っていて、学校の遠足系イベントで足を運んだ事も
あったりなかったりするも、埴輪が作れる「はにわの館」の存在は知らなかった。
金額も粘土1キロ600円 or 2キロ1,000円だけ払えば、スタッフがしっかりと作り方も含めてを教えてくれるので
教室だったりに通うより断然お手軽に体験出来るのだ。
そんな訳で親から車を借り、一路行田へ。
と、その前に、熊谷から行田へ向かう国道17号バイパスには昔懐かしい「オートレストラン」が未だ残っていて、
その存在を確認すべく寄り道。
姿形は子供の頃とほぼ変わらず、店内の異様な雰囲気も昔のまま。
そんな雰囲気の中にいた管理人風のおばちゃんに、物凄い形相で睨まれた感じがしたので、
感傷に浸る間もなく写真を撮ってそそくさと退散。はにわの館へ。
時間はまだ11時前だというのに既に家族連れ10名程がいた。
自分が受付を済ますとぞくぞくと人がやって来て、全30席程の席はいっぱいに。
それでも男1人で来ているのは自分だけで、8割方子供を含む家族連れで、あとはカップルなどのグループ。
まずは自分の席に道具一色と粘土が用意され、スタッフの人の行程手順を一通り傍観。
さすが手慣れた手つき。しかし、解説にしてはちょっとスピーディー過ぎ。
目の前の子供がアワアワしているのがひしひしと伝わって来るものの、そのスピードに付いて行けてない自分自身もアワアワ。
まずは太めの輪を作り、それを整形しては上に乗せて行く作業。
作り始めは全く自信が無かったものの、目の前の親子連れに「ほら、あのお兄さんキレイに出来てるじゃない!」と、
何かと自分の作品を対象物として扱われたため、変に鼻の穴がフンフンと広がる状態に。
それでも、目の前の母親と男の子、右斜め前の祖母と女の子、共に大人から五月蝿く「こうやれ」「そこは違う」と
高圧的な上から目線の言葉を耳にしていると、何だか子供が不憫でならなかった。
もう少し子供のやりたい様自由にやらせても良いんじゃないか?と。
途中、粘土が足らなくなりそうな予感。そこで高さを方向転換してから体のバランスが崩れ、ずんぐりな体型に手が生えるという形に。
それでも、何か普通とは違う独自性を無理矢理出したかった自分は、パーツとして眉毛を追加。
これが案外成功したらしく、最終的に顔のバランスがキレイに収まった。
一通り完成すると乾燥用の棚に預け、暫しのお別れ。乾燥&焼き上がりに約1ヶ月程かかり、それを自分で引き取りに行かねばならない。
さすがに来月改めてこの為だけに実家帰りはしたくないが、約1年は保管してくれるとのことだったので、
別の何かの機会に引き取りに行くことにしよう。ということで、記念撮影をしてマイハニワと別れた。
せっかく行田まで来ているのに、はにわの館だけで戻るには勿体なかったので、古墳群、埼玉発祥の地を見学。
ゼリーフライを食べに駒形屋へ行き、そのまま鴻巣のいがまんじゅうを回収。
車を持っていた頃によく走った道を懐かしがりながら、気づけば群馬を走っていた。相変わらず好きだなー自分。
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