うちの母親は大の祭好き。
それが観るだけなのか、参加する形なのか、好きな具合を知る由もないが、
旅先のチョイスが「祭」を中心に組まれることがある程らしい。むしろそれが大半とか。
そんな人の血を半分ひいている影響もあってか、祭り事はどちらかと言うと好きな部類。
普段は、溢れる人混み、スクランブル交差点でスクランブルしそうな、そんな都会の喧噪には特に嫌な顔をするものの、
祭事の大混雑に関しては、逆にそのギュウギュウ感覚と一体感な雰囲気が、笑顔に変えさせられる。
屋台の食べ物を手に持っているから、満面の笑みなのかもしれないが。
今回やって来たのは高円寺。縁もゆかりも無く通過以外で降り立ったことの無いこの街に「踊る阿呆」を観に来た。
本場徳島の阿波踊りは、演舞場の有料観覧席で観たこともあり、普段は人気の少ない徳島駅前がとんでもない大混雑に見舞われ、
宿も全く取れずに大変な思いをしたのも記憶に新しい。
男踊り女踊り、独特な動きと共に「ヤットサー」のかけ声は、そんな懐かしい記憶が蘇り、
都内にも関わらず、旅で徳島にやって来た雰囲気にさせられる。
整備された演舞場でゆったり眺めるのも良いが、商店街のアーケードをギュウギュウになりながら踊る様を、
見えない見えないと音だけ聴いているのも、また祭りの楽しみの1つかもしれない?
「見る阿呆」は相変わらず「食べる阿呆」更には「ほろ酔い阿呆」になるけども。
2011/08/28
踊る阿呆を観る阿呆。
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