去年の夏は飛行機で富良野美瑛へ訪れた後、18きっぷで伊豆、青森、鳥取、島根と旅をし、
一昨年の夏にしては18きっぷで九州を10日間まわってみたりと、派手に散財していた。
そんな訳で今年の夏は「近場デスティネーションキャンペーン」。言い換えれば「節約旅」。
それでも「旅」となってしまっては交通費や宿代で、ある程度の出費が発生してしまうので、
今回は思い切って、移動は「自転車」宿は「実家」とある意味埼玉に帰省する形で旅の気分を織り交ぜる事にした。
距離にして埼玉熊谷までは約80km。
先日の横須賀往復に比べれば大した距離でもないし、関東平野ど真ん中の平地を突き抜けるので勾配の心配も無し。
それでも片道距離としては今までで最長。
やる気に満ちあふれ、明方の旅テンションが重なると、クロスバイクと言えど平均時速30km/h程度で走り続けられるものの、
今回は移動前に仕事を片付けて体力低下しているのと、時間の制約も無い事から、のんびりゆったりと走破することに。
出発予定時刻である13時。
未だ出発出来ないのは仕事と雨の仕業。
メーラーと東京アメッシュを交互ににらみつつ、ようやく出発出来たのが15:30。
隅田川を渡り、浅草方面から扇大橋から荒川CRに下りる。
予定ではこのまま荒川CRを上流へと向かい、途中の榎本牧場@上尾でジェラートでも食べようかと思っていたものの
既に時刻は夕方。雨が降っていたこともあり既に辺りは薄暗い。
そんな訳で荒川CRは国道17号新大宮バイバスに繋がる笹目橋で離脱。そのまま新大宮バイバス沿いを走り抜ける。
交通量は思っていた程多くもなく、ある程度舗装の管理もされ、車道の道幅も広い事から走り易く、快適に距離を稼ぎ始めたものの
国道16号との合流、そのままバイパスではない本来の国道17号に移ったら環境は一変。
交通量は一気に増え、トラックやバスなどが車道ギリギリに走り抜けるため、車道脇を走り抜くのは困難。
更に歩道は草木が生い茂、暗闇に包まれ、露出している足に草木なのか虫なのか得体の知れないものが体当たりを仕掛ける。
上尾に至った時点で国道17号は諦め、県道164号(旧中山道)を選択。
ほぼ片側1車線の道ではあるものの、救われた様な気持ちで北上尾、桶川、北本と駅前を走り、
途中のファミレス「とんでん」で高っか!!とか思いながら蕎麦を食べつつ、約5時間程で熊谷にある実家に到着。
事前に親には「自転車で帰る」と電話連絡していたものの、冗談だと思われていたようで、驚きと共に苦笑された。
はてさて、明日から何処へ旅に出ようか?
2011/08/11
熊谷・秩父へ自転車で帰省 1日目
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